●キャラクター作成
□ステータスを決めるダイスロールは、『STR・CON・POW・DEX・APP・SIZ・INT・EDU』を1セットとし、
2セットまで振ることが出来る。
 また同じセット内で同一のダイスロールを行う値は、それぞれの数値を入れ替えることが出来る。
□技能ポイントの振り分けにおいては、
EDU*10ポイント分は必ず職業ポイントに用いなければならない。
 残ったポイントに関しては、クトゥルフ神話技能を除く好きな技能への割り当てができる。
□新規探索者の技能値は、
母国語を除き、必ず89%以下でなくてはならない。
※SANを積極的に削っていくようにしたいため、SAN回復の機会が出来る限り多くなるようにという配慮です。シナリオ的に技能値
 の方が大事な場合には、この最後のルールを適用しない場合もあります。

例)
1セット目【STR:15、CON:9、POW:8、DEX:14、APP:6、SIZ:15、INT:15、EDU:17】
2セット目【STR:9、CON:16、POW:13、DEX:9、APP:10、SIZ:17、INT:13、EDU:13】
⇒技能ポイントを多く得られる1セット目を選んだとすると……
SANが低いのが嫌なので、DEXとPOWを入れ替える(3d6同士なので可能)
×SIZは小さくていいので、POWとSIZを入れ替える(3d6と2d6+6なので不可)


●探索
□技能値のダイスロールは、【ダイスロールどうぞ】というKPの宣言の後に行われなければならない。
 また、ダイスロールを行う技能は、この宣言の前に決定されていなくてはならない。
□情報の共有は、基本的にRPで行うようにする。秘話機能で情報を伝えることもあるため、共有する情報の範囲を、PLで判断する
 ことが可能である。
□探索者からより高度な情報を要求された場合には、
アイデアロールを行わせ、情報を提供することもある。
□クリティカル・スペシャル・ファンブルは適用される。


●SANチェック・発狂
□SANチェックのダイスロールは成功・失敗のみを判断し、特殊な出目は処理しないものとする。
発狂表はオリジナルのものを用いる。


●戦闘
□1ラウンドにつき、攻撃・回避・技能・待機のどれかの行動を1回行えるものとする。
□己のターンで待機を宣言した場合は、行動順をラウンドの最後に回し、再度行動の選択を行うことが出来る。
回避は1ラウンドにつき1回のみ使える。また、ラウンドの最初に回避を宣言した場合、
 回避に専念しているという処理を行い、技能値に+20のボーナスを与える。
□己のターンが来る前に回避を行った場合は、そのラウンドはその他の行動は出来ないものとする。
受け流しは成功する限り何回でも使うことが出来るが、回を重ねるごとに、技能値に−10のペナルティが付く。
□攻撃時の特殊な出目は、以下の処理を行う。(ただし、貫通のある武器のダメージロールは貫通のルールを適用する)
 クリティカル:ダメージのダイスロールを2回行う。攻撃は回避も受け流しもされない。
 スペシャル:回避・受け流しのできない攻撃を繰り出すことができる。貫通武器は貫通ルールを適用する。
 ファンブル:相手に反撃の機会を与えてしまう。
□回避・受け流しでの特殊な出目は、以下の処理を行う。
 クリティカル:反撃の機会を得る。反撃で放つ攻撃は回避・受け流しを行えない。
 スペシャル:反撃の機会を得る。反撃で放つ攻撃は、回避・受け流しの影響を受ける。
 ファンブル:ダメージに+2のペナルティを受ける。
□銃器については、使用する際に詳しく案内を行う。
 ・銃火器を使用する際の行動順は、原則DEX順を採用する(銃火器の優先攻撃を採用しない)
 ・複数回の攻撃ができる銃火器は、行動順で攻撃回数分のダイスを振って判定する。
 ・銃火器を装備したり銃火器をリロードしたりする場合は、行動の1回分を消費する。同時に攻撃を行いたい場合は、無標準の
  ルールを採用する。